SharePoint OnlineとSynologyの同期

Cloud Sync 2.4.0 Beta版がリリースされました。
SharePoint Onlineのドキュメントライブラリとの同期がサポートされたとのことなので早速試してみました。

「パッケージセンター」から「ベータ パッケージ」>「Cloud Sync」の「ベータ版を試す」ボタンをクリックします。

SynologyとSharePoint Onlineの双方向同期ができました。
処理速度、精度共に問題ないと思われます。

SharePoint OnlineとNASを同期6~グッドシンクコントロールセンターの設定~

SharePoint OnlineとNAS(Synology)を同期します。
今回が最終回です。

クラウド管理ツールのグッドシンクコントロールセンターの設定をします。

コントロールセンターへログインし、[Jobs]ページを開いて[CREATE NEW JOB]をクリックします。

[CREATE YOUR OWN]タブをクリックして[Click here to select left side]をクリックします。

[Use Server Accounts]をオンにし、アップロードされたジョブのサーバーアカウントを選択できるようにして、[Account]セレクタから[gstps://~]を選択して[Apply]をクリックします。

[Click here to select right side]をクリックします。

[Use Server Accounts]をオンにして[Account]セレクタから[msgraph://~]を選択して[Apply]をクリックします。

[AUTOMATION]をクリックします。

[On File Change]チェックボックスにチェックを入れます。

[ASSIGN RUNNERS]をクリックして、ジョブに割り当てるランナーを選択し、[APPLY]をクリックします。

[Job Name]を入力して、真ん中の緑色の[BACKUP>]ボタンを一度クリックすると[<BACKUP]になり、もう一度クリックすると[<SYNC>]になります。
[SAVE]をクリックしてジョブの作成が完了です。

NASもしくはSharePoint Onlineで、ファイルが追加・編集・削除されると、自動的に差分解析を実行して同期します。
同期の実行結果は[Job Runs]画面の[History Of Job Runs]で確認できます。

これで、NASとSharePoint Onlineの同期環境が完成です。
社内では高速なアクセス、社外及び社外とのやりとりにはSharePoint Onlineの便利な機能を利用できます。

SharePoint OnlineとNASを同期1~概要編~
SharePoint OnlineとNASを同期2~グッドシンクコントロールセンターの準備~
SharePoint OnlineとNASを同期3~NAS(Synology)にグッドシンクサーバーをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期4~NAS(Synology)にグッドシンクCCランナーをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期5~管理用PCにグッドシンクエンタープライズワークステーションをインストール~
・SharePoint OnlineとNASを同期6~グッドシンクコントロールセンターの設定~ (このページ)

SharePoint OnlineとNASを同期5~管理用PCにグッドシンクエンタープライズワークステーションをインストール~

SharePoint OnlineとNASのSynologyを同期します。
Synology側の設定がまだの方は「SharePoint OnlineとNASを同期2~NAS(Synology)の設定~」を先にご覧ください。

Windows PCに管理用アプリケーションをインストールして、同期のためのジョブを作成し、そのサーバアカウントをクラウドのコントロールセンターにアップロードします。

https://www.goodsync.com/download/GoodSync-v10-Enterprise-Setup.exe
にアクセスしてWindows版グッドシンクエンタープライズワークステーションをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行します。

言語に[Japanese-Japanese]を選択して、[インストール]をクリックします。

[既存のグッドシンクアカウントを使用]を選択して、[ユーザIDまたはメール]と[パスワード]を入力して、[次へ>]をクリックします。
※グッドシンクアカウントの作成がまだの方は前の記事をご確認下さい。

[ファイルサーバにはならないが、他のコンピュータを呼び出すことは可能]を選択して[次へ>]をクリックします。

アカウント情報を確認して[適用]をクリックします。

インストールが完了したら、グッドシンクアイコンをダブルクリックして起動します。

はじめに最初のジョブを作成します。
ジョブ名を入力して、[同期]を選択して[OK]をクリックします。

左の[クリックしてフォルダを選択してください]をクリックします。

[GoodSync Connect]をクリックします。

Synologyのディレクトリ構成が表示されますので、同期したい共有ディレクトリを選択して[OK]をクリックします。

右の[クリックしてフォルダを選択してください]をクリックします。

[OneDrive Office365]をクリックします。

[確認]をクリックします。

ブラウザが立ち上がり、Microsoftのサインイン画面が表示されるので、SharePoint Onlineのアカウントを入力して[次へ]をクリックします。

SharePoint Onlineのアカウントのパスワードを入力して[サインイン]をクリックします。

「サインインの状態を維持しますか?」で[はい]をクリックします。

アクセス許可を求められますので、[組織の代理として同意する]にチェックを入れて[承諾]をクリックします。

下記画面が表示されたら成功です。
ブラウザを閉じます。

SharePoint Onlineのディレクトリ構成が表示されるので、同期したい共有ディレクトリを選択して[OK]をクリックします。

これで同期設定は完了です。

クラウドのグッドシンクコントロールセンターでの動作の前にこのPC上で動作を確認してみましょう。

[解析]をクリックすると、SynologyとSharePoint Onlineのフォルダ・ファイルの違いを解析します。

[シンクロ]をクリックすると同期します。

次に、上で作成したジョブのサーバアカウントをコントロールセンターへアップロードしますが、アップロードするためには グッドシンクエンタープライズワークステーションの アクティベーションが必要です。

グッドシンクエンタープライズワークステーションのライセンスの評価版を申請します。

[ヘルプ]メニュー > [製品版活性化]をクリックします。

[グッドシンクアカウントで活性化(推奨)]をチェックして[次へ]をクリックします。

下記画面が表示されたら、アクティベーション完了です。

[ツール]メニュー > [プログラムオプション] > [セキュリティ]を開き、グッドシンクコントロールセンターの会社の管理者情報を入力して[保存]をクリックします。

[ツール]メニュー > [高度な設定] > [コントロールセンターへアカウントをアップロード]を選択します。

下記画面が表示されたらアップロード完了です。

コントロールセンターへログインし、[Server Accounts]をクリックして、ジョブのアカウントが表示されていればアップロード成功です。

これで管理用PCの作業は完了です。
次にコントロールセンターでジョブを作成して同期の設定をします。

SharePoint OnlineとNASを同期1~概要編~
SharePoint OnlineとNASを同期2~グッドシンクコントロールセンターの準備~
SharePoint OnlineとNASを同期3~NAS(Synology)にグッドシンクサーバーをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期4~NAS(Synology)にグッドシンクCCランナーをインストール~
・SharePoint OnlineとNASを同期5~管理用PCにグッドシンクエンタープライズワークステーションをインストール~(このページ)
SharePoint OnlineとNASを同期6~グッドシンクコントロールセンターの設定~

SharePoint OnlineとNASを同期4~NAS(Synology)にCCランナーをインストール~

NAS(Synology)にコントロールセンターランナー(CCランナー)をインストールします。CCランナーはコントロールセンターからの解析とシンクロのジョブを受け取って実行するエージェントプログラムです。

CCランナーはコマンドラインでインストールするため、SynologyのSSHを有効にします。

Synologyの管理画面(DSM)にログインします。

コントロールパネル > [端末とSNMP]を開きます。

[SSHサービスを有効にする]にチェックを入れて[適用]をクリックします。

Tera Term等のSSHターミナルクライアントから、Synologyへ接続します。

スーパーユーザーになります。

Administrator@ds218plus:~$ sudo su

Linuxインストーラーをダウンロードします。

ash-4.3# wget https://www.goodsync.com/download/cc-runner-install-x86_64-release.run
–2019-12-03 10:51:39– https://www.goodsync.com/download/cc-runner-install-x86_64-release.run
Resolving www.goodsync.com… 67.208.88.198
Connecting to www.goodsync.com|67.208.88.198|:443… connected.
HTTP request sent, awaiting response… 200 OK
Length: 3422256 (3.3M) [application/octet-stream]
Saving to: ‘cc-runner-install-x86_64-release.run’

cc-runner-install-x 100%[===================>] 3.26M 825KB/s in 4.7s

2019-12-03 10:51:44 (704 KB/s) – ‘cc-runner-install-x86_64-release.run’ saved [3422256/3422256]

ダウンロードしたファイルに実行権限を付与します。

ash-4.3# chmod +x ./cc-runner-install-x86_64-release.run

次に、ダウンロードしたインストーラーを実行します。

ash-4.3# ./cc-runner-install-x86_64-release.run

インストーラーは、ユーザーに次の情報の入力を求めます。

インストールディレクトリ:アプリケーションがインストールされるパス
 ⇒そのまま[Enter]キー

システムユーザー:コントロールセンターに接続するユーザーアカウント
 ⇒ユーザー名(root)を入力

Job Server URL :コントロールセンターのURLアドレス。デフォルトはhttps://jobs.goodsync.comです。
 ⇒そのまま[Enter]キー

会社ID :特定の会社のコンソールをランナーに示します。
 ⇒コントロールセンターの[設定]タブにあります

会社PIN :着信ランナーをホワイトリストに登録するために使用されるPIN(オプション)
 ⇒コントロールセンターでPINを設定した場合はその値を入力。無ければそのまま[Enter]キー

暗号化パスワード:アップロードされたアカウントまたはジョブを暗号化するためのパスワード
 ⇒アカウント暗号化用パスワードを入力

下記コマンドでCCランナーを実行します。

ash-4.3# gs-cc-runner /cc-runner

しかし、このコマンドはシャットダウン時に終了してしまうため、コマンドが常時動作するように起動時に自動的に動作するための設定をします。

Synologyの管理画面(DSM)にログインし、[コントロールパネル] > [タスクスケジューラー]画面で、[作成] > [トリガーされたタスク] > [ユーザー指定のスクリプト]をクリックします。

[タスク名]を入力して、[有効]にチェックを入れます。
[イベント]に「ブートアップ」が選ばれていることを確認します。

[タスク設定]タブをクリックして、[ユーザー指定スクリプト]欄に下記スクリプトを記述します。

export HOME=”/root”
gs-cc-runner /cc-runner

[OK]をクリックします。

Synologyを再起動後、GoodSyncコントロールセンターの[Runners]画面で緑色の[Online]としてリストアップされていることを確認します。

次にSynologyのCCランナーをアクティベーションします。
現在はAssignedは[false]表示です。

[Actions▼]から[Activate]をクリックします。

[SAVE]をクリックします。

Assignedが[True]表示となり、CC Runner接続完了です。

これでコントロールセンターとSynologyが通信可能な状態となりました。

次に管理用PCで同期のためのジョブを作成します。

あっ、あとSSHを無効に戻しておくことをお忘れなく。

SharePoint OnlineとNASを同期1~概要編~
SharePoint OnlineとNASを同期2~グッドシンクコントロールセンターの準備~
SharePoint OnlineとNASを同期3~NAS(Synology)にグッドシンクサーバーをインストール~
・SharePoint OnlineとNASを同期4~NAS(Synology)にグッドシンクCCランナーをインストール~(このページ)
SharePoint OnlineとNASを同期5~管理用PCにグッドシンクエンタープライズワークステーションをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期6~グッドシンクコントロールセンターの設定~

SharePoint OnlineとNASを同期3~NAS(Synology)にグッドシンクサーバーをインストール~

SharePoint OnlineとNASのSynologyを同期します。
概要と構成については「SharePoint OnlineとNASを同期1~概要編~」をご覧ください。

NASのSynologyにグッドシンクサーバーを設定します。
https://help.goodsync.com/hc/en-us/articles/115003536431-Synology
へアクセスし、[ goodsync-release.spk ]リンクをクリックしてグッドシンクサーバをダウンロードします。

Synologyの管理画面(DSM)にログインします。

パッケージセンターを開き、[手動インストール]をクリックします。

[参照]ボタンから、先ほどダウンロードした「goodsync-release.spk」を選択して[次へ]をクリックします。

[はい]をクリックします。

設定内容を確認して[適用]をクリックします。

インストールが完了したら[OK]をクリックします。

パッケージの一覧から「GoodSync Server」の[開く]をクリックします。

新しいタブでウィンドウが開きますので、グッドシンクアカウントを入力して[Next]をクリックします。

「Congratulations!・・・」と表示されたら完了です。[here]をクリックするとアカウント内容を確認できます。

[Manage my GoodSync Account]をクリックします。

ライセンスをアサイン(割り当て)します。
※ライセンス発行がまだの場合、下記URLより30日間の無料トライアルを申し込みます。
https://www.goodsync.com/jp/business-file-server#target-form

これでSynology側のグッドシンクサーバーのインストールと設定が完了し、グッドシンクコネクトに接続可能な状態になります。

SharePoint OnlineとNASを同期1~概要編~
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SharePoint OnlineとNASを同期5~管理用PCにグッドシンクエンタープライズワークステーションをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期6~グッドシンクコントロールセンターの設定~

SharePoint OnlineとNASを同期2~グッドシンクコントロールセンターの準備~

まず、グッドシンクアカウントを作成します。

下記URLにメールアドレスとパスワードと名前を入力して、グッドシンクアカウントを作成します。
https://www.goodsync.com/manage/add-user-form

確認メールが送信されるので、承認リンクをクリックします。

次に下記URLより、グッドシンクコントロールセンターの無料トライアルを申し込みます。
https://jobs.goodsync.com/ui/signup

こちらも確認メールが送信されるので、承認リンクをクリックします。
登録が完了したら、下記URLよりログインできます。
https://jobs.goodsync.com/ui/user-login

こちらも確認メールが送信されるので承認リンクをクリックします。

申し込みが完了したら、下記URLよりグッドシンクコントロールセンターのログイン画面にアクセスします。

下記画面が表示されたらログイン成功です。

SharePoint OnlineとNASを同期1~概要編~
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SharePoint OnlineとNASを同期4~NAS(Synology)にグッドシンクCCランナーをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期5~管理用PCにグッドシンクエンタープライズワークステーションをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期6~グッドシンクコントロールセンターの設定~

SharePoint OnlineとNASを同期1~概要編~

こんなことでお悩みではありませんか?

・社内共有サーバーとしてSharePoint Onlineを直接マウントするとアクセス速度が遅い
・SharePoint Online標準のOneDriveクライアントがいまいち使いにくい
・セキュリティ上、OneDriveクライアントを使うことで、データを各PCのローカルに保存したくない。
・でもOffice365とは連携して使いたい

そんな時には、社内では高速なNASを使用し、NASとSharePoint Onlineが同期してくれると、速度と利便性の両方が享受できます。

今まで社内でNASを利用していて、SharePoint Onlineのクラウド化を検討する場合、社員の方から
“クラウド化したら遅くなった”
“(OneDriveクライアントで)使い勝手が悪くなった”
と言われたくないですよね。

NASにSharePoint Onlineとの同期機能が付いていると良いのですが、残念ながら現在のところ、そのようなNASは存在しません。

結論から申しますと、最良のソリューションは「グッドシンク」です。

私自身、長い間この問題に悩み、そしていろいろな手法を試してみました。半ば諦め、NASメーカーが対応してくれることを待つしかないと思ったこともありました。

「グッドシンク」はNASの高速で従来通りの使い勝手をそのままに、SharePoint Onlineのクラウドの利便性を利用できる(たぶん)唯一の手法だと思います。

グッドシンクの詳細は公式サイトをご覧ください。
https://www.goodsync.com/jp/

グッドシンクでは、動作用端末を用意する方法と、グッドシンクコントロールセンターというクラウドのWEB管理ツールを使用する方法の2通りから、環境にあわせて最適な手法を選択できます。
ここではグッドシンクコントロールセンターを使ったクラウド手法をご紹介します。
この場合、初期設定時のみ管理用PCを使いますが、通常時はNAS単体で動作し、必要なときだけクラウドのWEB管理画面を見ればよくなります。

グッドシンクコントロールセンターを使ったクラウド手法の概要

構築手順
1)構築概要・要件確認(このページ)
2)グッドシンクコントロールセンターの準備
3)NASにグッドシンクサーバーをインストール
4)NASにグッドシンクCCランナーをインストール
5)管理用PCにグッドシンクエンタープライズワークステーションをインストール
6)グッドシンクコントロールセンターの設定

【仕様上の注意】
■グッドシンクの仕様上の注意
・Office365の同期に使用するユーザーのアカウント表示名に日本語は使用できません。

■SharePoint Onlineの仕様上の注意
・ファイルとフォルダ名に使用できない文字
 ” * : < > ? / \ |
・無効なファイル名またはフォルダ名
 これらの名前は、ファイルまたはフォルダーに使用できません。
 lock、 CON、 PRN、 AUX、 NUL、 COM0 、 LPT0、LPT9、 vti、 desktop.ini、 ~ $で始まるすべてのファイル名。
・パスの長さ制限
 ファイル名を含むパス全体の長さは 400 文字未満に

それでは、実際の構築手順をご紹介いたします。

・SharePoint OnlineとNASを同期1~概要編~(このページ)
SharePoint OnlineとNASを同期2~グッドシンクコントロールセンターの準備~
SharePoint OnlineとNASを同期3~NAS(Synology)にグッドシンクサーバーをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期4~NAS(Synology)にグッドシンクCCランナーをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期5~管理用PCにグッドシンクエンタープライズワークステーションをインストール~
SharePoint OnlineとNASを同期6~グッドシンクコントロールセンターの設定~